なぜ裏目に出るのか?

なぜ裏目に出るのか?

このシリーズ4回目では、「なぜ裏目に出るのか?」について解説します。

 

その前に、前回までのレポートを簡単におさらいすると、

 

なぜ裏目に出るのか?

 

・目標達成や願望実現のツールとして「イメージ法」が有効である
・イメージ法は達成後をイメージする
・イメージ法は潜在意識に働きかける
・まずは自己評価をたかめておくことが必要である
・成功体験が豊富なほど、自己評価は高くなる
・潜在意識は現実と思考を区別しない
・上の性質を利用して、イメージ法により成功体験を増やす
・無意識に繰り返したことは、潜在意識に染みこむ
・上のためには意識の介入を排除する必要がある
・そのための方法として、意識を疲れさせる方法がある
・裏技的な方法として、願望に「タグ」をつける方法がある

 

以上のような事をお話してきました。
ピンと来ない部分がありましたら、前作も併せて読まれることをお勧めします。。

 

裏目に出る

それでは、今回のテーマに入ります。

 

あなたも中学生の頃など、試験前に一念発起して、
夜中に勉強した経験がありませんか?

 

そのために夕方のうちに仮眠をとって、かるく夕食を食べ、
準備のいい人なら、決まった時間に友だちと電話する約束までして、
すべての準備が整っていざ勉強をはじめてみると・・・

 

なぜかその日に限って妙に眠たくなったりします。

 

普段なら、まだテレビに夢中になっている時間にもかかわらず、
前もって仮眠をとっておいたにもかかわらずです。

 

これが「裏目に出た」典型例なのですが、
なにがイケなかったかといえば、「必死になったこと」です。

 

なぜ裏目に出るのか?

 

テレビを観ていて思わず夜更かししてしまうのと、
試験勉強をはじめたら急に眠くなってしまったことの違いは、
テレビは「意識して必死になって」観てはいないということです。

 

そもそもテレビは面白く、勉強はつまらないという
根本的な違いがあるのですが、
その対策は別な機会にお話しますね。

 

2つのことを同時に考えると、堂々巡りしますから、
今は「必死になるとどうなるか」に焦点を当てます。

 

 

なにが起こったのか?

必死になったのは意識です。

 

このとき無意識は、それがどんなに必要なことかに関係なく、
「それほど大変なことなのだ」と受け取ります。

 

理性より感情が反応します。

 

だから、意識で必死になればなるほど、無意識の方では
「大変だ、大変だ、すごく大変だ!」と警笛を鳴らし続けます。

 

結果として、危険を避ける方法を探しはじめます。
ありとあらゆる理由を探して、なんとか大変な状況を避けようとします。

 

この場合でも、いろいろな選択肢があります。

 

たとえば、試験期間に限って何かの本を急に読みたくなったり、
映画を観たくなった経験はないでしょうか?

 

不思議なことに、試験が終わるとそんなこと忘れてしまいます。

 

もっと大きな試験、たとえば大学受験だったりすると、
大学進学がいかに馬鹿げているかについて、
100の理由を思いついたりします。

 

なぜ裏目に出るのか?

 

「そんな時間とお金をかけるくらいなら、手に職をつけて」とか、
私の二男などは高校を休学して、自転車で日本を廻ると言い出しました。

 

それがいいのか悪いのかは別として、
試験が終わって大学に入ってしまうと、すべて忘れてしまいます。

 

また、もう少し気が弱いお子さんだと、試験前に病気になります。

 

すべて目前に迫った(と、無意識が判断した)危険をさけるため、
自分を守るための防衛本能が働いてしまったためです。

 

というわけで、学校の中間テスト程度なら、
「寝たほうがいいよ」という誘惑に負けるわけです。

対策

こんなとき、どうしたらいいのでしょうか?
潜在意識に「大変だ!」と思わせなければ好いのです。

 

具体的にどうするかというと、
結論から言ってしまえば客観的になることです。

 

必死になっている状況は、主観的です。

 

ちょうど映画のストーリーに入り込んでいるときのように、
目の前の状況そのものを観ています。

 

そこで、想像の上でカメラを引いていって、
状況に直面している自分も映像の中に入れてしまいます。

 

客観的な映像として、明日試験が行われる予定で、
試験範囲は教科書の何ページから何ページで、

 

なぜ裏目に出るのか?

 

その範囲の知識が、目の前に見えている自分に
どのくらいあるのかないのか、
今から試験開始までどのくらい時間があって、
その間にできるベストなことは何なのか、
観客目線で観てみるのです。

 

他人ごとですから、大変でもなんでもありません。
他人ごとですから、言い訳を探す必要もありません。

 

ちょうどテレビを観ているように、無責任な態度で
まずは勉強にとりかかるのです。

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